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どうして子供の頃あんな頻繁にスタローンのコップランドが地上波放送されていたのかいまだに謎
《森 光年》
近所のスーパーでなぜかロッキーのテーマ(トレーニングのシーンで使われてた方)がエンドレスで流れていたんですが、あれのコーラス部分が「カルピスウォ~タ~」と聞こえるのは私だけでしょうか。
そして「~というのは私だけ?」という問いかけには、共感を渇望する現代人の哀切なる心の叫びが見て取れるような気がするのは私だけでしょうか。


そんなわけで森光年なんですが、町歩きを趣味としている不詳この私、このところお気に入りの数軒をめぐるばかりで開拓者精神に欠ける嘆かわしい現状でございました。
ですが先ごろ立て続けに二軒、初めてのお店に足を運ぶ機会がありましたのでご紹介したいと思います。

一軒目は『サロン・ド・テ タンタン』。大阪・心斎橋から大通りをはさんでひとつ北のエリア、南船場にあるフランス郷土菓子とフランスの紅茶の専門店です。

オフィスビルの一階の奥まった場所にあり、表に出ている控えめな看板以外はノーヒントという高難度な立地のこのお店。
前々から気にはなっていたのですが、以前に行こうとしたときには臨時休業だったのか時間が遅すぎたのか閉まっていて、今回ようやく訪問がかないました。

フランス郷土菓子のカルチャースクールもしておられるとのことで、店内はアットホームな雰囲気。都会のエアスポットのようで心やすらぎます。
棚に並べられたフランスの紅茶の種類の多さは圧巻。実際に茶葉の香りを嗅いでどれをいただくか選べるのが嬉しい。
ダマンフレールやフォションなど、紅茶素人の私ですら知っているような高級紅茶の有名どころや、ラデュレやダロワイヨのようなパリの老舗のパティスリーの名前もありましたが多くは知らない銘柄でした。
フランス各地の郷土菓子の種類も豊富。アイスクリームを添えたクレープも美味しそう。

まるっきりの初心者なので、とりあえずは有名どころをということでダマン・フレール社のものを。
数種の中から選んだのはグー・ルース。イギリスのアールグレイをフランス風にレンジしたもので、1番のナンバリングを与えられているダマンの代表作、と説明書きにありました。

ポットで供された紅茶は、喉を滑り降りていく瞬間に広がるオレンジの香りがじつに豊か。恥ずかしながら紅茶を飲んで感動したのは初めてでした。
いただいたクグロフも郷土菓子らしい素朴な美味しさで、これからも紅茶の楽しみを追求すべく通ってしまいそうなお店です。

ちなみに食べログを見るとサロン営業は金土のみと書いてありますが、そんなことはないようです。確実を期したい方は訪問前に電話確認したほうがいいかもしれません。


もう一軒は『ブルックリン・ロースティング・カンパニー 北浜店』。ニューヨークはブルックリン発のコーヒーロースターの日本展開第二号店です。
東京の一号店はコーヒー焙煎屋のなかにカフェがあるという形式なので、路面店としては大阪・北浜店が日本初。
 
基本的にチェーン展開してるお店に行くことはあまりない私なんですが、ここはとにかく話題になっていて、私のカフェ好きを知る人に会うごとに「もう行きました?」と訊かれて困惑しておりました。
じゃあせっかくだから、と訪問してきたわけですが、これが存外にいいお店。

立地は大阪のビジネス街のややはずれ。車両の通行量は多いものの人通りは多いとはいえないうら寂しい界隈ですが、ビルひとつ隔てた向こうには大きな河川が流れており、公園や歴史ある公会堂があってなかなかに気持ちのいい場所なのです。

店内はコンクリート打ちっぱなし。飾り気のない木製のインテリアとあいまってそっけない印象ですが、それがかえって落ち着ける不思議な空間です。
中央には相席用の大きなテーブル。その周辺に居心地の良さそうな背の低いテーブル席がいくつか。河川を見下ろすテラス席も気持ちよさそう。
エスプレッソを一杯飲んでさっと帰るもよし、長居して語らうもよしという自由な雰囲気。若い人たちが思い思いの時間を過ごすその空気はどこか学生食堂を連想させて、懐かしくも居心地よかったです。

いただいたのはエスプレッソとプレッツェル。エスプレッソは近頃はやりのシングルオリジン(ブレンドではなく一種類の豆だけを使うことです)。
日替わりだというコーヒー豆、その日はたしかイルガチェフか何かのモカ系だったと思います(うろ覚えですみません)。
シングルオリジンのエスプレッソは爽やかな酸味が特徴ですが、その日のはとくにトマトのような味わいがあって美味しかったです。
個人的にはブレンドの豆、それもロブスタ種の入ったエスプレッソが好みですが、シングルオリジンのエスプレッソを飲みたいときにはここもいいですね。

余談ながら大阪ではほかに南船場の『Bar ISTA』や、おなじく南船場のメンズのセレクトショップ『public』の一階のカフェでシングルオリジンのエスプレッソが飲めます。
 

雑記 | 2013/07/05(金) 22:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
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