《森 光年》
今年もこの時期、紅葉を見に出かける余裕もなく慌ただしい日々が過ぎて行ってしまうのだなあと感傷にふけりながら歩いていると、みごとな黄金色に染まった御堂筋のイチョウ並木が。 奈良や京都に紅葉を見に行かずとも、大阪人にはこれがありました。銀杏の季節には独特のにおいがちょっと気になったりもする御堂筋のイチョウですが、今の時期には本当に美しいです。 そんなわけで森光年なんですが、このところ激務に追われすぎて先日などは仕事中、頭の中で『今夜はブギーバック』と『シンシナティ・キッド』が延々ながれ続けているという混沌とした事態に。 小沢健二ft.スチャダラパー 今夜はブギーバック シンシナティ・キッド/レイ・チャールズ なんなんでしょう、この組み合わせ。いや、どっちも非常に名曲なんですけどね。 シンシナティ・キッドはスティーブ・マックイーンの主演作品の主題歌で、映画のほうもいぶし銀の名作(監督はのちに『夜の大捜査線』や『華麗なる賭け』などの傑作を撮るノーマン・ジュイソン)。 なんですがこの主題歌、作品のおおまかなあらすじだけを聞いて書いたかのように歌詞の中身がうすっぺらいのが味わい深くて好きです。 みんなが知ってるシンシナティ・キッド~♪ ってそんな感じの映画じゃないだろ。 |
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