《森 光年》
バレンタインなどとっくに過ぎたというのにチョコレートの話題が続きますが、ショコラソムリエのさつたにかなこさんが今度は大阪梅田の阪急メンズ館でホワイトデーのイベント(?)をされるとか。 期間は3月の8日から14日まで。阪急メンズ館1階のチョコレートの売り場で、お客さんにチョコレートについてアドバイスしてくださるようですね。 詳しくはかなこさんのブログをご参照ください。 残念ながら、かなこさんが梅田の阪急百貨店でバレンタインに行っていたような、世界のタブレットチョコレートを集めた大規模なイベントではないようですが、ふだん甘いものに無関心な男性諸氏にとってホワイトデーのお返しは悩みの種。 かなこさんのようなチョコレートに精通したプロフェッショナルのアドバイスを得られるのはありがたいのではないでしょうか。 まあ私の場合、バレンタインにチョコをくれた人には全員、バレンタインにチョコを渡してもいるのでホワイトデーにはなんの用もないのですが、とりあえず、かなこさんにご挨拶にうかがうつもりです。 だってホワイトデーってバレンタインと比べると、どこの店もあきらかに気合が入ってないんですよ。どうせ贈り物を選ぶなら、バレンタインのほうが楽しくていいと思います。 そんなわけで森光年なんですが、秋冬のファッションウィークのシーズンです。ニューヨーク、ロンドン、ミラノときて現在はパリコレクションの真っ最中。 近年はインターネットでのライブ配信もさかんですので、日本にいながらにして参加している気分になれるのがうれしいところです。 今期、これまでライブ配信で観たなかではマークジェイコブスがよかったです。 Marc Jacobs | Fall Winter 2014/2015 Full Fashion Show |
とてもミニマムでストイック。私好みのコレクションでした。
抑制的な形状と色彩のなかに配された、波打つ線や大胆なフリル。雲のような波のような曲線がとても印象的。 着物の柄に使われるようなデフォルメされた波模様のプリントもありましたね。 秋冬のコレクションだというのに、暖かそうな服がほとんど出てこないのには驚かされました。唯一、ファーだらけのボマージャケット風のアウターがあったぐらいじゃないでしょうか。 雲を模したオブジェが浮かぶランウェイをあのボマージャケットを着たモデルが歩く姿は、奇妙な飛行士のようで楽しかった。 マーク・ジェイコブスは先ごろ、長年つとめてきたルイ・ヴィトンのディレクターを退任したばかり。今回のショーは失敗できないところでしたが、みごと健在ぶりを世に示したと思います。 一般にはマークといえば若年女性向けの廉価ブランド、マーク バイ マークジェイコブスが日本全国あちこちに店舗があって有名ですが、そのマーク バイ マークジェイコブスの名前を変えるかもしれない、というニュースも流れてまいりました。 「あの名前はずっと大嫌いだったんだ」とはマークの談ですが、ヴィトンも退任したことだし、心機一転しようということなのでしょうか。 マーク バイ マークジェイコブスのように「デザイナーの名字」 BY 「デザイナーのフルネーム」という名前を廉価ブランドに付けるのは昔大流行して、今や世にあふれていますからねえ。変えてしまいたいと思うのもうなづける。 いずれにせよ、マークがヴィトンのデザイナーであることも知らないのに(今や元デザイナーですが)、マーク by マークジェイコブスのロゴが大書されたトートバッグを持ち歩いているような女性からすれば、急にはしごを外された格好ですね… Marc by Marc Jacobs | Fall Winter 2014/2015 Full Fashion Show | |
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