《森 光年》
英国のデイリー・メイル紙が伝えたところによると、イギリスの下着メーカーが世界の有名人のパーツを使って理想のプロポーションに関するアンケートをとったところ、その結果に男女で顕著な違いが見られたとか。 【「理想の女性の体形」男女で違い 女性はスレンダー体形、男性は丸みを帯びた体形を好むことが判明(ねとらぼ)】 理想とする女性のプロポーションについて、女性はスレンダー、男性は肉付きのいい体型を選んだというのはまあ予想どおり。 なんですが、なんと男性の選んだ理想の脚とヒップの持ち主がジェイソン・ステイサムの元恋人と現恋人であったという衝撃の事実をこちらのブログで知りました。 うーむ、さすがはわれらのイサムことジェイソン・ステイサム。なんというか、いかにも男性ホルモン強そうな感じですもんね。 映画『トランスポーター』の1作目から2作目にかけてのイサムのM字ハゲの劇的な進行具合には衝撃を受けたものでした。 ちなみに、男性から見た理想の胸に選ばれたキム・カーダシアンはいわゆるおさわがせセレブに分類されるタレントさん。 ここ何回かこのブログでラッパーのカニエ・ウエストの婚約者として話題にしている人です。 カニエといえば以前、「俺はポルノ女優のようなプロポーションが好きなんだ。しかも俺はとびきりのおしゃれときてる。この二つを満たす女性はなかなかいない」というような中学生男子さながらの発言をしてのけたつわものですので、その面目躍如といったところでしょうか。 まあ、まさか胸だけでキム・カーダシアンを選んだわけでもないでしょうから、おなじお騒がせセレブとして世間の冷たい視線を浴びている者同士、人には話せぬ孤独をわかちあえたことで距離が縮まった…のだと信じたいものです。 そんなわけで森光年なんですが、日曜の本日、朝から天気はすぐれませんでしたが天気予報は降水確率10~30%。 どうせあてにはならないだろうとは思いましたが、濡れるのを覚悟で自転車を飛ばしていってまいりました大阪は北浜、中之島の歴史的建造物・中央公会堂をのぞむ川沿いにある『ブルックリン ロースティング カンパニー』。 昨年のオープン以来、大阪のカフェ好きの話題を集めてきた繁盛店ですが、このところ関西ウォーカーのようなミーハー雑誌にまで載るようになってしまい店内は常時大混雑。 こんな悪天候の日ならすいているかもしれない、と考えての強行軍です。 このブルックリン ロースティング カンパニーにかぎらず、ここ最近の北浜~淀屋橋界隈のにぎやかさはかつてを知る者からすると目を見張らんばかりですね。 このエリアが雑誌等に露出することが多くなった影響か、以前はあまり見かけなかった若年層や家族連れの人も増えております。 レトロモダンな歴史的建造物と先鋭的なお店が同居する靭公園~淀屋橋~北浜エリアをこよなく愛する身としては感慨もひとしお。 また、この春は淀屋橋界隈のみならず大阪市内のあちらこちらで地図やガイドブック(あるいはスマホ)片手に散策する人を普段より大勢みかけているような印象があります。 グリコと通天閣を見たらほかに行く場所がない町、という誤った大阪のイメージが覆りつつあるような予感がして胸が躍りますね。
さておき、ふたを開けてみれば家を出るやいなや小雨がぱらつき、そのあとも終始降ったりやんだりという今日の大阪の天候。
レインコートを羽織ってなんとかたどり着いたブルックリン ロースティング カンパニーは、いまだかつて見たことがないほどの空き具合! といっても、店内に座りきれないほど人が押し寄せる普段の状況と比較すればまだましという程度で、お客さんがひっきりなしに来店する盛況ぶりではあったのですが… とはいえ、長居するには抵抗があるほど大混雑しているいつもと違い、本日のブルックリン ロースティング カンパニーはゆったりするのにほどよい状況。 対岸にたたずむ中央公会堂を窓越しに眺めながら、あー、ウルトラマンでゴモラはこの公会堂を踏んづけたあと大阪城を壊しに行ったんだよなあ、と物思いにふけったりしておりました。 すると、公会堂の足元でなにやら不思議な光景が。 観光ツアーか何かでしょうか、ぞろぞろと歩いてくる大勢の人の列。ですがその先頭がバニーガールとメイドさんなのです! なんだか狐につままれたような気分で見入っておりますと、バニーさんとメイドさんがポーズをとり始め、大きなカメラを構えた人たちがいっせいに撮影を開始。 よくよく見ると他にも、緑や紫のウィッグをつけたコスプレイヤーらしきモデルさんたちが公園のあちらこちらで撮影会を始めている様子です。 コスプレイヤーとカメラ小僧。まるで日本橋の電気街のような光景ですがロケーションは中之島。周囲には大阪市役所や裁判所、大企業のビルがひしめいているお固い町です。 カフェを出たあと気になって対岸に渡ってみたところ、そこにはさらなる衝撃が待ち構えておりました。 なんと、モデルさんを撮影しているカメラ小僧の皆さんが全員シニア世代だったのです! しかも、現場を仕切ってモデルさんに指示を出している女性たちもシニア。若いのはモデルさんだけという不可思議さ。 シニア世代には年季の入ったカメラ好きも多いでしょうから、そうした人たちに普段とは一風かわった被写体を提供しようという新手のビジネスなのでしょうか。 小雨にけぶる中央公会堂の幻想的な姿とあいまって、まるで白昼夢のなかの出来事のようでした。 追記 ふと思い立って調べてみたら、どうやらこのイベントだったようです。 ということは、あのシニアの皆さんは全日本写真連盟の会員さんだったのですね。 |
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