《森 光年》
そういえば最近、新しい音楽をあまり聴いていないように思います。 なんか音楽を聴きたいなあ、というときもYouTubeで適当にクラシックの動画を検索してきて流していたりしてとても保守的。 というか、この一か月はなぜかラフマニノフのピアノ協奏曲ばかり聞いている気が。ピアノとかロシア音楽とか以前はあまり好きじゃなかったのですが、不思議なものです。 好奇心や探究心といったものが減退している時期なんでしょうかねえ。たぶん最後に聴いた新しい曲は、2か月前のチェット・フェイカーの新曲なんじゃないでしょうか。 Chet Faker - 1998 そんなわけで森光年なんですが、京阪神エルマガジン社刊行の近畿ローカル情報誌に『Richer』というのがありまして。 もともとは若年女性層向けの同社の看板雑誌『SAVVY』の姉妹誌として、『SAVVY』読者よりもやや上の女性層を狙ってスタートしたこの雑誌。 しかし昨年、編集長交代を機に若いママ向けの子育て雑誌みたいな感じにリニューアルしてしまい、独身男の私にとってはすっかり無縁の存在になっておりました。 ところがですね、その『Richer』の最新号がカフェ特集ということでなんの気なしに手にとってみたところ、これがじつによかったのです。 巻頭のあたりは昨今あちらこちらのオープンしている、いわゆる大バコと呼ばれる資本の潤沢な大型の店舗ばかりが紹介されていて正直またかという感じだったのですが、読み進めるうちに印象は180度かわりました。 まさか『Richer』がこんないい雑誌になっているなんて!
まず、今年に入ってオープンしたフレッシュな店舗の紹介が多い。
大阪では昨年にも多くのカフェが(それもコーヒー専門店が!)オープンしていて、まだまだそれらも行ききれていないというのに、もうこんなに新しい店ができていたのかと嬉しい悲鳴です。 今の大阪のみずみずしい活況が誌面から伝わってくるようですね。 そしてもう一点、ローカルな町のローカルな新店も細やかにフォローされているのが素晴らしい。 じつは私の地元のとなり町も紹介されておりまして、おかげで今年に入ってからおしゃれなカフェとソフトクリーム店が自転車ですぐ行ける距離にオープンしていたという驚愕の事実を知ることができました。 あべのハルカスで話題になった大阪の阿倍野の南に昭和町というエリアがありまして、近年その界隈がじわじわとカフェ等が増えておしゃれタウンと化し、その余波が周辺にも広がりつつあるのは感じておりました。 私の地元は昭和町のずっと東にあるんですが、ついにここにもその波がおよんできたんですねえ。 そういえば最近、ごく近所に素敵な焼き菓子屋さんもできましたし地元の今後が楽しみです。 ちなみに紹介されていた二店舗は東住吉区今川の『ホヌコーヒー』さんと『ROLLED UP』さん。 リンクを貼った食べログでは『ローレッドアップ』となっている『ROLLED UP』さんですが、正しくは『ロールドアップ』なのだと思います。 今月の『Richer』のウェブ立ち読みの9ページ目に同店が掲載されているのでよろしければご参照ください。 じつは先日、さっそくロールドアップさんに行って美味しい小倉ソフトクリームをいただいてきたんですが長くなるので今回はここまでに。 おなじ日にホヌコーヒーさんにも行こうとしたんですが、あいにくの早じまいだったんですよね。 後日リベンジを果たしてロールアップさんともどもレビューできればと思います。 |
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